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ルーツ研究

西村孝芳 

西村季芳
(沖家室島郷土歴史家)


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沖家室島歴史(その3)

沖家室島歴史(その2)

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沖家室島はルーツ

沖家室島の歴史(その2)

沖家室の郷土歴史家 西村季芳                           2011年10月15日投稿

沖家室島上陸開基の先祖
沖家室島上陸開基の先祖

 沖家室の歴史については、宮本常一先生による東和町史の中で詳しく説明されています。
また、沖家室の林 不装さん(林弥太郎さん)通称:弥太さんによって家室300年の沿革史を編集されました。
何れも戦後しばらくしてからの刊行であることには間違いありません。当然 ! !(敗戦でひっくり返った日本、それどころではない、、、食うや喰わずだった。)
先ず、ここに写し出される家室の古いお墓。しかもお宮の鳥居の内にあるとは。
11~13世紀 (南無八幡菩薩)頃のような神仏習合時代を思わせます。薬師の古墓も私達子供時代からご周知の通りです。

  石崎家 先祖の墓地1     石崎家 先祖の墓地2
  石崎家 先祖の墓地3    石崎家 先祖の墓地4
   石崎家 先祖の墓地5

























  石崎家 先祖の墓地1

“石崎家系譜”は 泊清寺より 故石崎 明さん (石崎総本家 伴蔵さん)の長男によって昭和7年に書き移された一部です。




開島400年、その他家室歴史紹介の1ページには、この系譜が基本になっていると思います。
家室人による家室史の編纂はかって、柳原隆一さん主宰のもとで4冊発行され、1冊はハワイへ。1冊は伊崎の叶井さん所へ、あと2冊は不明と 故 河井忠治さん(当時共同通信社記者)の言でした。その冊子はいつ編纂され,内容はどうだったのか分かりません。
東京のかむろ会で ノブエちゃん(庄屋 青木家の3女)は「家室の古い資料は行李に詰め込んでみんな持って行かれた」と。
このように沖家室の古い記録は島外に持ち出されたりして皆無に近いと言われています。
また、総本家や家の長男をはじめ主要な家族は、どっとハワイに移住したので島内では家の後継ぎの問題もだが、昔のことは「ハワイに行かんにゃわからん」と言う家庭もあった。 一頃ハワイ全島合わせて家室人2,000人もいた。ということからでも流出の激しさがわかる。 さて、沖家室の歴史。はやく言えば、昔話。むかしの言い伝え、親戚や古老から聞いた秘話また、昭和40年頃の 林弥太さん、島外からの情報のメモなどを基に順次述べて行きます。


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