古谷 長十郎とハナヨ
1956年、母と父は家の裏口に腰を下ろしている、疲れているが良き1日の仕事に満足しているように見える。
2人は丁度、チャールズウッズの農場からキュウリを自宅に採って帰った所だ。 私は正に ZEISS IKONの35mmカメラを購入したばかりで何か撮影する物がないか探していた所だった。 2人の姿を確認次第、即とにかく撮影した。
私は写真が大好きだ、いつでも思い出せる実物の母と父を撮ったのだから。 彼女のスリッパ、麦わら帽子の上のキュウリは白の小物入れ（財布）と対象的でその場の雰囲気を完璧に表現している。
2人は非常に現実的で柔軟なやさしいカップルだった。 財布があるところを見ると、母は立ち寄った顧客にキュウリを売った後かもしれない。
この後、この写真は私のアルバムに35年間眠っていた。 フェディク メラニーがカルガリーから訪ねて来てこの写真のコピーが欲しいと言われるまで。
そうだ、ブーン！ 「古谷家の兄弟全員には最低でも１人の多くの孫がいるのだ」と思った。
この写真は今では殆どの家に拡大され、額縁にいれられ飾られている。 ミドリ（カーモナ マリオン）に至っては自分で絵に描いて飾っている。
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