okikamuro island fan club, 沖家室島ファンクラブ|Kamuro party かむろ会

柳原 孝志

柳原孝志

東京かむろ会
シーサイドミュージアム
群山壮オーナー


シーサイドミュージアム

エッセー

シーサイドミュージアム

柳原 孝志                                             投稿日2015/09/03


kunsanso

初めまして、柳原孝志です。
柳原家は祖先代々 約400年に渡り、沖家室にお世話になっております。祖父柳原竹二は20世紀初め朝鮮半島に渡り金物屋の事業で成功し、沖家室の本浦の海辺に別荘を建てました。現在では、通称「郡山荘」として島の方々に親しまれております。
この度和尚様から沖家室の移民史の記録や思い出を残す「シーサイド・ミュージアム」開設の話があり、小生の家を ミュージアムの展示場としてお使いいただくことになりました。島に深い関わりのある小生にとって、島の活性化の為に郡山荘が利用されることになり大変喜ばしく思っております。
今年(2015年)8月8日同ミュージアムのオープニングセレモニーに参加するため、3年ぶりに島を訪れました。その際、「かむろ会」の存在を知り仲間入りさせていただくことになりました。
ミュージアムの開設行事では、天理大学、立命大学の先生達から沖家室の移民史に関する講演を聞き、展示室の写真を通じ歴史の一面を垣間見ることができました。今まで知らなかった沖家室の魅力を新たに発見した思いがしています。特に、情報が限られていた100年以上も前に、チャレンジ精神を持って世界に旅立っていった先輩達の勇気ある行動に、改めて尊敬の念を感じております。
我々としては、祖先のDNAを受け継ぎ、後世の発展につなげていくことが大事だと改めて思っています。
かむろの発展につながること、微力ながらお手伝いしたいと思います。
シーサイド・ミュージアム(郡山荘のオーナー) 柳原孝志

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