こんにちは、私はファンク ネイソンと申します。 日本カナダ大使館の一等書記官で、貿易委員の仕事をしています。私の母の従兄にあたる八木正共さんからかむろ会でスピーチをしてくれと依頼されました。
現在の仕事ですが、カナダの農産品、食品、野菜、海産物といった商品を日本に輸出する事と、日本企業にこの分野に対する投資をしてもらう仕事をしています。2014年9月から東京のカナダ大使館に勤務し、2015年8月末にはカナダのオタワに帰ります。この間に日本語の訓練も受けます。
又、私は家族と一緒に2017年9月には東京に帰ってきて2021年までカナダ大使館に勤務する予定になっています。
日本とカナダのビジネスを橋渡しするのは非常に楽しい仕事です。カナダの農業、文化、食品で何か興味のあることがあればどんなことでも議論したいと思います。
私と沖家室とのつながりは何かと思われてるでしょう。私には沖家室の血が流れています。 私の祖父、八木三男は若い時カナダに移民するまで沖家室で生まれ育ちました。
弟と私には祖父の歌、物語、木彫り彫刻などの楽しい思い出があります。これらは沖家室島の影響を受けたもので私たちにすばらしい日本の文化、精神として注ぎ込まれました。
2001年に祖父に彼の祖国の大阪大学国際経済学科に入学できた事を報告できたのは誇らしい思い出です。
残念ながら祖父は私が日本に到着してしばらくして亡くなりました。しかし、祖父の死の後、私と家族は祖父に敬意を表し祖父の生まれた土地、沖家室島を訪れました。
沖家室島への旅行で私は人生の中で最も爽やかな気持ちを経験しました。特に祖父の生活した家を訪ね、海岸を散歩した時は祖父が子供の頃ここで遊び釣りをしている場面が湧き上がりとでも素晴らしい経験でした。沖家室の人達が親切で魅力的であったのはずっと私の記憶に残っています。
私はいつも祖父の親切さ、気安さ、可愛さ、穏やかな所にあこがれて居ました。沖家室島を訪れた時、それらの性格を育てたのはこの魔法の島だと思いました。
最後になりますが私の紹介をする機会を頂きありがとうございます。 かむろ会の皆さんとお会いして、お話しを聞くのが楽しみです。
それから、正共さんにも招待していただいたきお礼をいいます。 彼のかむろ会の絆を、世代を超えて結ぶ努力にお礼をいいます。