エッセー

亥の子様の詩

八木　正共　様

厳しい暑さが続いておりますが、八木様にはお元気でお過ごしのこととお慶び申し上げます。

先日は　わざわざ　かむろだより　をお送りくださいましてありがとうございました。

白清寺　の新山様を中心に周防大島の活性化に取り組んでおられる心意気に感動いたしました。昭和１０年生まれの私は小学校６年間を家室で過ごさせていただきました。白清寺のすぐ近くにあった我が家でしたのでお寺が遊び場でした。

お送りいただいた　かむろだよりの　中の　数々の写真が　懐かしく　特に今もなお　幸運を呼びこむ亥の子様　を開催しておられるので　びっくりしました。

子供のころ　本浦　の家々をめぐり皆で　亥の子様　の　詩　を唄いながら　亥の子様を突き　ご一家の幸運と繁栄を　呼び込みました。

詩は今でも全部覚えています。　ごーざった　ござった　亥の子様が　ごーざった・・・・・・から始まり恵比須様と大黒様が舞い込むように繁盛へ～繁盛へ～で終わるこの唄、お供え物を各家から頂いて皆で食べたことなどいろいろ　想い出して心が温かくなりました。

これも八木様の温かいお心遣いのお陰様です、感謝致して居ります。

私は難聴の障害者で現役時代は幸い補聴器のお陰で万事支障なく過ごせましたが高齢者になり補聴器をかけていてもほとんど聞こえなくなり、専ら会話はお相手側に筆談をお願い致してご面倒をお掛け致しますのでほとんどの会合などには不参加の状態であります。

かむろ会にも失礼しておりますが、　どうぞご容赦願います。現在は国内外ともに不安定な状況ですが　周防大島が、かむろ　が　ご発展されますよう祈念しています。

先ずは八木会長の益々のご健康とご活躍を願い、　貴重な　かむろだより　のお礼まで申し上げます。有難うございました。

２０２２－７－１０　白銀　恒夫