盆に合わせ家の周りの草刈りに7月25日から帰島しました。
月1回を目標に帰島したいと思っていますが、7月14日「海の清掃」は天気予報が思わしくなく残念し今回になりました。
約2カ月ぶりの草刈りで、思い道理悲惨な状態となっていました。当日は昼食後、「思い立てば・・」と暑い盛りの13時頃から作業を開始しました。翌日は早朝からの作業で終了する目処を立て14時30分で止めにしました。
26日は7時前から作業を開始9時前には自己満足ですが終了をしました。
あまりの暑さに帰広を考えましたが久しぶりに「家室の海」を眺めようと思い、テーブルに本を置き、沖をゆく船、潮流や波、風が作る造形を眺めることにしました。
いつもと変わらない家室の海を紹介します。
本は今読んでいる「司馬遼太郎が考えてこと10」の{天山の麓のみどりのなかで}、本のしおりを開けばこのページとなりました。
潮は満ち潮で平郡側から油利島に流れ、潮の流れと,風の作業で波紋や、全く波が立たない部分など、その造形を楽しみ、沖を行く大小の貨物船や漁場に行く漁船、帰ってくる漁船等に目をやり,時に本に目を落とすといった時間を過ごしました。最近の船は足が速いのか目を離し2、3ページ本を読むと視界から消えています。イージス艦かと思える厳つい船も通り過ぎました。
突然、どこからかカヌーが現われ、当初は家室側の流れの弱いところを順調に漕いでいましたが、灯台手前で潮流の中に入り、苦労している様子がうかがわれました。私も一時カヌーに憧れていた時代があり少し興味を持ち眺めていました。見ていて今更カヌーでもないか・・・と。
昼を過ぎると潮の流れが反対となります。一時、波紋は立たず海は無表情になります。 沖を行く貨物船等は相変わらず行き来しますが、漁船は漁を終え見えなくなりました。
うとうと、していると突然の豪雨に目を覚ましました。雨を10分も程度で止み、虹を探してみました、太陽の高度が高く見ることはできませんでした。
雨が止み涼しくなることを期待しましたが、風の影響か家に涼風は入ってこず暑さに耐える夕方となりました。
私にとって家室は、酒と本と海が織りなす風景に尽きます。 これを楽しみに月に一度2泊3日程度、家室に帰り家室を楽しんでいます。
次の帰島は盆13日棚経から16日精霊流しを務めるため、前日12日から帰島します。 一人でも多くの人とふれあい旧遊を交わしたいと思います。