・・・城ケ崎松に操あれ・・・沖家室小学校校歌の1節である。
えびす神社、小山の突端から海側に繁った松の景観は見事で海に映えて美しい。
洲崎側の低い山頂を伝って、白木山に到達。
山頂はきれいで松葉一本もない。
白木山は一枚の大岩。その直下は峠城の部落が密集。
松の近い繁った、この美しい沖家室島も、いつの間にか松喰い虫にやられて全滅である。
従って松の下、トンネルなどここに行ったか、その名称も彼方に消え去り空しい。
きれいな山頂を伝って両サイドを眺めながら、魔山(まざん)に向かう途中、八十八か所のお地蔵様が並んでいて、その先は最も見晴らしのよい殿様山。その頃建物は現存していた。
火葬場を通り魔山に到達。頂上は台地で水晶拾いをした。
火山脈の経路か横撫地帯はかまち(家室ことば、急に深くなる)。
溶岩水泥は見えないが底からぶくぶく泡がのぼっていた。